Kamuycikap - SentenceDataBase

日々の勉強の記録を気分で書き綴るブログ

xyzzyをアウトラインプロセッサにする。

エディタでアウトラインプロセッサ

過去、WindowsではTreeMemoと呼ばれるアウトラインプロセッサ(シェアプログラム)を利用していました。
利用しやすく重宝していたのですが、当然ながら専用ファイル形式ですので他のソフトウェアとの連携は取りにくいのです。
理想としては、テキストベースでgrepをかけるような感じで利用でき、ツリーをマウス操作等で簡単に扱えるソフト。
そんなわがままを叶えてくれるのがxyzzyのアウトラインモードです。
Emacsの操作が苦にならない人ならば、xyzzyのアウトラインモードは秀逸の操作感です。
こんなアウトライン機能が無料で提供されている事は驚き以外のなにものでもありません。
※あくまでも私の感想です。

outline-tree2を導入

outline-tree2の導入手順参考サイト
上記サイトを参考にしながらアウトライン機能を導入してみる。

必要なライブラリ

必要となるライブラリは以下の2つ。

  • treeview
  • buf2html

加えて、treeview を使うには以下のライブラリも必要。
これら必要なライブラリについてtreeviewのドキュメントにやoutline-tree2のドキュメントにも書かれている。

  • color
  • win-window
  • TreeView.dll

colorを導入

outline-tree2 が置かれているサイトにcolorのアーカイブ(color-20051006.zip)が置かれているのでダウンロードして解凍。

解凍して出来たcolor.lとcolor.lc を ./site-lisp 以下にコピーする。
ここまでのディレクトリ構造は以下のとおり。
下記のディレクトリ構成にある「c:/xyzzy」は、自分がインストールしたxyzzyフォルダに置き換えて下さい

C:/xyzzy
 |- xyzzy.exe
 |- /site-lisp
     |- color.l  <-- 追加
     |- color.lc <-- 追加

win-windowを導入

win-windowをダウンロードして展開し、win-window.l、win-window.lc を ./site-lisp 以下にコピーする。
ここまでのディレクトリ構造は以下の通り。

C:/xyzzy
 |- xyzzy.exe
 |- /site-lisp
     |- color.l
     |- color.lc
     |- win-window.l  <-- 追加
     |- win-window.lc <-- 追加

TreeView.dllを導入

Automation Tools Lab. 〜自動化ツール研究所〜からTreeView03915.lzh をダウンロードし、展開して得られるファイルの中からTreeView.dllだけを、xyzzyのインストールディレクトリにコピーする。
結果、フォルダ構造は以下のとおり

C:/xyzzy
 |- xyzzy.exe
 |- TreeView.dll <-- 追加
 |- /site-lisp
     |- color.l
     |- color.lc
     |- win-window.l
     |- win-window.lc

treeviewを導入

outline-tree2の導入手順参考サイトに置かれているtreeview-20060116.zipをダウンロードして展開し、./treeview というディレクトリをそのまま/site-lispにコピーする。
ディレクトリ構造は以下のとおり。

C:/xyzzy
 |- xyzzy.exe
 |- TreeView.dll
 |- /site-lisp
     |- color.l
     |- color.lc
     |- win-window.l
     |- win-window.lc
     |- /treeview     <-- 追加
         |- ※沢山のファイルなので省略

続いて、以下のコマンドを実行する。

M-x: load-library[RET]
Load-Library: treeview/makefile[RET]

M-x: treeview-make-clean[RET]
M-x: treeview-make-all[RET]

bu2htmlを導入

buf2htmlのダウンロードからbuf2html-0.0.0.15.zipをダウンロードして展開し、buf2html.l、buf2html.lc を ./site-lisp 以下にコピー。
ディレクトリ構造は以下のとおり。

C:/xyzzy
 |- xyzzy.exe
 |- TreeView.dll
 |- /site-lisp
     |- color.l
     |- color.lc
     |- win-window.l
     |- win-window.lc
     |- buf2htm.l     <-- 追加
     |- buf2html.lc   <-- 追加
     |- /treeview
         |- ※沢山のファイルなので省略

outline-tree2の導入

ここまでの手順で、outline-tree2を動作させるためのライブラリの導入は終わっているので、outline-tree2の導入手順参考サイトからダウンロードして展開し、./outline-treeディレクトリを./site-lisp にそのままコピーする。
さらに、./etcディレクトリの中に入っているtoolbar-outline-tree.bmpxyzzyのインストールディレクトリにある./etcの中に入れる。
ディレクトリ構造は以下のとおり。

C:/xyzzy
 |- xyzzy.exe
 |- TreeView.dll
 |- /etc
 |   +- toolbar-outline-tree.bmp <-- 追加
 |- /site-lisp
     |- color.l
     |- color.lc
     |- win-window.l
     |- win-window.lc
     |- buf2htm.l
     |- buf2html.lc
     |- /treeview
     |   |- ※沢山のファイルなので省略
     |- /outeline-tree           <-- 追加
         |- ※沢山のファイルなので省略

続いて、以下のコマンドを実行

M-x: load-library[RET]
Load Library: outline-tree/makefle[RET]

M-x: outline-tree-make-clean[RET]
M-x: outline-tree-make-all[RET]

.xyzzyファイルに設定を追加

以下の設定を.xyzzyに追加する。

;;アウトラインプロセッサ機能を有効に
(require "color")
(require "win-window")
(require "buf2html")
(require "treeview/setup")
(require "outline-tree/outline-tree")

アウトラインモードの実行

xyzzyを起動し、メニューから「表示→アウトラインツリー」とたどればアウトラインモードが動作し始める。
使い方は使い方flashを参照してください。



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