エディタで辞書検索
QuickTourに記載されている情報を参考にしてxyzzyの辞書モードを有効にしてみました。
普段利用しているエディタ「xyzzy」はカスタマイズによってマウスカーソルの単語を翻訳してくれたり、カーソルがある部分の単語を翻訳してくれたりと至れり尽くせりな機能を実装することが出来ます。
エディタ上で和英、英和両方向の単語翻訳がササッとできるので、いちいちエキサイト翻訳やGoogle翻訳を利用しなくても良いのはかなりのメリットです。
xyzzyでプログラミング中に変数や関数の名前を決める場合、日本語を英単語にするパターンが多いプログラマには重宝する機能ではないかと思います。
辞書ファイルをダウンロードしてくる
EDICTはリンク先の英語サイトで「zip」を検索するとファイルをダウンロードするリンクに当たるはずです。
EDICTのファイル名は「edict.zip」です。
GEN95は3つリンクがありますが、gene95.lzhをダウンロードすればOKです。
辞書ファイル作成
- ダウンロードしてきたファイルを任意のフォルダに解凍する。
- xyzzy.exeのあるフォルダのetcフォルダからhogeフォルダにgendic.exeをコピーする
- gendic.exeを実行する
フォルダ名は何でも良いので、適当な名前のフォルダにDICTとGEN95を解凍します。
フォルダを分けずに2つの圧縮ファイルを、同じフォルダに解凍します。
xyzzy.exeのあるフォルダに、etcフォルダが必ずあるはずです。
etcフォルダの中にあるgendic.exeを上記の手順で圧縮ファイルをhogeにコピーします。
※上記hogeは自分が作成するフォルダに置き換えて考えてください。
コマンドプロンプトを開き、hogeフォルダまで移動してgendic.exeを実行します。
すると
- xyzzydic
- xyzzye2j
- xyzzyidi
- xyzzyj2e
- xyzzyjrd
の5つのファイルが出来上がります。
これが辞書ファイルです。
辞書ファイルをdictフォルダにコピーする
- xyzzy.exeのあるフォルダに「dict」フォルダを作成します。
- 作成したdictフォルダに上記手順で作成した5つの辞書ファイルすべてをコピーします。
辞書ファイルのディレクトリを共通設定する
xyzzyを起動し、「ツール」→「共通設定」を選択して共通設定ウィンドウを開き、「ディレクトリ」タブをクリックして「辞書ディレクトリ」を設定します。
※直接入力するよりは、参照ボタンをクリックして選ぶほうが確実かと思います。
辞書モードを利用する
ここまでの手順で、英和、和英辞書を利用した翻訳が実行できるようになっているはずです。
- 翻訳したい単語の位置までカーソルを移動
- 「ツール」→「辞書」を選択
和英 Ctrl-c j
英和 Ctrl-c e
熟語 Ctrl-c i
読み Ctrl-c r
※Ctrl-c jはCtrlキーを押しながらcキーを押した後、Ctrlキーとcキーを離してからjを押すって事
エキサイト翻訳やGoogle翻訳には精度は劣るけれど、ささっと単語の意味を変換するには非常に効率的です。