Rubyの配列は非常に強力なデータ記憶構造である。
配列にはあらゆる型のデータを格納する事が出来る。
複数の型を配列の中に混在させることも可能。
配列は全てArrayクラスのインスタンス名ので、配列を操作するための豊富なメソッド群が用意されている。
配列定数は角括弧「[]」で区切る。
[1,2,3] [1,2,"This is tha delphi"] [1,2,[3,4],5] ["alpha","bata","gamma","delta"]
2番めの例では、配列に整数と文字列の両方が格納されている。
3番めの例は配列が入れ子になっている。
4番めは文字列の配列。
Rubyでは多くのプログラミング言語と同様に、配列のインデックスはゼロ「0」から始まる。
例として、4番めの配列では"gamma"は要素番号2となる。
配列は動的であり、作成時にサイズを指定しなくても良い。
文字列の配列は非常によく利用されるので、次のような特殊な構文が用意されている。
%w[alpha beta gamma delta] %w(Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec) %w/am is are was were be being been/
これらの例では引用符とカンマは不要。
個々の要素は空白で区切られる。
当然ながら、空白は区切り文字として解釈されるため、空白を含む文字列を利用することは出来ない。
配列変数では、角括弧を使って配列内のインデックスを指定できる。
得られた式は、検査と代入の両方に利用する事が出来る。
val = myarray[0] print status[j] x[index] = x[index + 1]