Kamuycikap - SentenceDataBase

日々の勉強の記録を気分で書き綴るブログ

MX Linux 18 でM5STACK開発環境構築

Linux だって でM5STACK開発したい

Windowsでの開発環境構築情報は沢山あるけれど、Linuxでの開発環境構築情報は少ない!?
という印象なので、今更ではありますが、Linuxでの開発環境構築について執筆。

結論としては、無事に環境構築完了。
しかしながら、若干躓いたことがあるのでメモとして残す。

開発環境としては、本家に記載のあるArduinoで行います。
Arduino以外の開発環境も有りますが、一番安定している様子なので。

私の場合、Arudinoはライブラリなどの環境構築とプログラムの焼き込み環境です。
プログラミングは、外部エディタ(Emacs、SublimeText3等)で行っています。

Arduinoのインストール

基本的なインストールは、本家の情報のとおりに行います。
本家ではUSBドライバのインストールについて記載が有りますが、私の環境ではインストールすること無く動作しました。
※もしかしたら、様々な環境をインストールしているので、それらの何処かで入っていた可能性も有ります。

M5Stack - A series of modular stackable development devices

基本的には、本家の通りにインストールすれば、OKでした。

遭遇した問題点

ここからが、このブログの本題と申しますか、あえてこのネタを書く意味です。
開発環境の構築が成功した後、そこはやはり動かしたいわけで。
いくつかの問題点は、きっと同様に躓くであろうと考えます。

「○○.h」に対して複数のライブラリが見つかりました。というエラーが出る

私の場合は、「SD.h」でした。
Google先生に問い合わせた結果、的を得ていたのはこちらのブログ。

ESP8266, ESP-WROOM-02, ESPr Developer トラブルシューティングまとめ | ページ 2 / 5 | mgo-tec電子工作

完璧に一致しており、たまたまSD.hで良かったなと。
私も、ブログ主様と同様に様々なバージョンを試したいので、インストーラーを利用せずにArudinoを使っています。
ライブラリ管理の中でアップデートを行うとこのような症状になるらしい。

現在、Ver 1.8.8 を利用しており、homeディレクトリのopt下にダウンロードした環境を配置しています。
※あくまでも私が遭遇した sd.h のフォルダですので適度読み替えてください。

削除したフォルダ → /home/kamuycikap/opt/arduino-1.8.8/libraries/SD

ImportError: No module named ○○ というエラーが出る

私の場合、ImportError: No module named serial とエラーになりました。

Traceback (most recent call last):
  File "/home/kamuycikap/.arduino15/packages/esp32/tools/esptool_py/2.6.1/esptool.py", line 37, in <module>
    import serial
ImportError: No module named serial
exit status 1
ボードESP32 Dev Moduleに対するコンパイル時にエラーが発生しました。

これもgoogle先生に質問し、参考にしたブログがこちら。

酔いどれプログラマーの不定期日記: ESP32 にて謎のエラー


どうも、Pythonのserialライブラリが不足しているようなので、下記のコマンドでインストール

$ sudo apt install python-pip
$ pip install pyserial

結果、コンパイルは無事に完了するようになりました。