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日々の勉強の記録を気分で書き綴るブログ

ChromebookにEmacsの最新版をインストールしてみる

ChromebookにEmacs27.2をビルドインストール

Chromebookには、Linuxコンテナを動かす仕組みが用意されていて、Armコア対応のアプリケーションが用意できるなら高確率で動作します。
apt installコマンドでEmacsを導入すると、バージョン26.1がインストールされるのですが、折角なので最新版をソースコードからビルドして構築してみます。

Linuxの有効化

あらかじめ、Chromebookの設定を操作して、Linuxを有効化しておきます。
以降の作業で、Linuxターミナルでのコマンド操作を行うので。

設定 -> 詳細設定 -> デベロッパー -> Linux開発環境(ベータ版)からLinuxコンテナを使用可能にする

ソースのダウンロード

GNU Emacs download - GNU Projectにある「 nearby GNU mirror」をクリックして、最新のソースをダウンロードします。
2021年9月18日時点での最新は、emacs-27.2.tar.gzでした。

ダウンロードしたemacs-27.2.tar.gzは、Chromebookのダウンロードフォルダに保存されています。
そのままではLinuxターミナル側からは見えないので、標準アプリのファイラーを利用して

マイファイル >> Linuxファイル

へ、emacs-27.2.tar.gzを移動させておきます。

開発環境のインストール

ソースから実行ファイルを作るためには、実行ファイルを作るための開発環境が必要です。
まぁ、そもそも、ソースコードコンパイルして実行ファイルを作る環境があること前提なので。

$sudo apt install build-essential

コンパイルの前準備

無事にemacs-27.2.tar.gzをLinuxファイルへ移動できたら、Linuxターミナルを起動してコンパイルの前作業を実施。
コンパイルをするために必要なあれこれを事前にインストールしておきます。

# まず解答
$ tar zxvf emacs-27.2.tar.gz

# 解凍したディレクトリへ移動
cd emacs-27.27.2

# コンパイルするための不足ぶんを確認
./configure

すると、GUI表示のライブラリ一式が無いですよと画面に表示されます。
なのでGUI表示に必要なライブラリ一式をインストール。

sudo apt install build-essential texinfo libx11-dev libxpm-dev libjpeg-dev libpng-dev libgif-dev libtiff-dev libgtk2.0-dev libncurses-dev gnutls-dev libgtk-3-dev

コンパイル

スーパーユーザー権限でコンパイル開始
下記のコマンドを順番に実行。

$ sudo make
$ sudo make install

しばらく待てば、Emacs27.2がインストールされる。

起動

$ emacs