今さら正規表現(否定編)
正規表現で(~を含まない行)を見つけたい
CSVデータ等、複数行のテキストデータに対して、フィルタをかけたい事が多々あります。
エディタを利用して、文字列の並び条件にマッチしている行だけを残したい場合、その条件にマッチしない行を削除すれば良い事になります。
■ 〜を含まない行
「abc」という文字列を含まない行にマッチする。
^(?!.*abc).*$
■ 〜を含まない行(複数指定)
「abc」または「efg」という文字列を含まない行にマッチする。
^(?!.*(abc|efg)).*$
※abc|def|ghi|jkl など、つなげれば複数条件も可能
■ 〜を含むが、〜を含まない行
「abc」を含み、「def」を含まない行にマッチする。
^(?=.*abc)(?!.*def).*$
■ 〜で終わらない行
「abc」という文字列で終わらない行にマッチする。
^(?!.*abc$).*$
LinuxMint18でEpson EP-806Aシリーズを使う
Linux Mint18で、EpsonのEP-806Aシリーズが使えるようにしてみる。
スキャナ機能などが搭載されているが、まずは印刷が出来ることを目標に。
プリンタードライバのダウンロードとインストール
ダウンロード
プリンタドライバーのダウンロードは、日本語のダウンロードサイトからはできない。
上記のURLで、プリンターの型式とOSを選択する。
上側の空欄にプリンターの型式を入力し、下側の選択ボタンでLinuxを選択する。
プリンターの型式入力欄の右側に、虫眼鏡のアイコンがあり、それをクリックすると選択したOSのドライバーダウンロードページに遷移する。
虫眼鏡のアイコンクリック後
注意するポイントは、自分がダウンロードしたいドライバを正しく選択すると言うこと。
32bitなのか64bitなのか。
今回はLinuxMint18なのでdebパッケージを選択。
インストール
インストールは、debパッケージをそのまま標準のツールでインストールするだけ。
ダウンロードしたファイルを、ダブルクリックすればOK
このドライバーはLSB3.2以上が必要なので、lsbをインストールしていない場合は、最初にインストールしなければならない。
$ suto apt-get install lsb
プリンターの設定
EP-806Aシリーズの前面パネルを利用し、プリンターを予めネットワークに参加させておかなければならない。
※USB接続でも問題ないかも知れないが、こんかいはネットワークプリンターとしてセットアップさせる
ネットワークプリンタとしての設定については、EP-806Aシリーズのマニュアルを参照してください・・・。
WindowsにClozure CLを導入済みQuickLisp付きでインストールしてみた
WindowsにClozure CLをインストールする先人たちの知恵は、所かしこに存在するのですが、すでに導入しているQuickLispのライブラリも持ち歩きたいと考えた場合はなかなかみつからない。
そこで試行錯誤してみました。
結論、試行錯誤と言うレベルではなく、結構簡単に実現。
この結果が正しいかどうかは分かりませんが、作業結果としてブログに残します。
仕様概要
- 簡単に持ち歩きたい(環境まるごと)
- ネットワークに接続されている状態でならQuickLispによるライブラリの導入ができる
- ネットオフラインになっても導入したQuickLispライブラリを使いたい
- Clozure CLを採用したい
- SLIMEな環境で開発したい
- 可能な限りWindowsのバージョンに左右されないようにしたい
環境構築
Clozure CLのダウンロード
Clozure CLのダウンロードと導入については、他のサイトに任せます。
単純に本家のサイトに行き、Clozure CLのWindows用ZIPファイルをダウンロードし、それを任意のフォルダに展開するだけ。
便宜上、C:\work\cclとする
Clozure CLはインストーラなどは必要ない。
https://ccl.clozure.com/download.html
Clozure CLの展開フォルダをホームディレクトリに
ここの部分がキモになる。
Linuxな環境ならば、homeディレクトリという考え方があり、各ユーザーの設定を個別に管理できるが、Windowsの場合はバージョンによって様々。
Windowsでも好きに触れるならオレオレにすれば良いじゃないかと思ったのですが、利用しているアプリケーションによっては、勝手にホームディレクトリを変更すると動作がおかしくなる。
それは嫌だ。
なので、BATファイルを作り、限定的に環境変数を操作する事で回避する。
コマンドプロンプトを開き、そのコマンドプロンプト内だけホームディレクトリを、Clozure CLを展開したC:\work\cclにする。
そうすれば、他には影響が無いはず。
絶対に必要な設定はこちら
SET CCL_DEFAULT_DIRECTORY=%~dp0 SET PATH=%PATH%;%~dp0 SET USERPROFILE=%~dp0 SET HOME=%~dp0
環境変数のUSERPROFILEを再設定する事で、Linuxでいう所のhomeディレクトリを決めている。
SETXではなくSETを使っているのは、バッチを実行したプロンプトだけに設定を反映したかったから。
つまり、バッチを実行したプロンプト内は、全く別の環境として機能する。
以降の作業は、全てこのバッチを走らせたプロンプト内で実施しなければならない!
以下、バッチファイル全文。(意味を理解しなきゃ、コピペするだけじゃ動かないよ!)
Emacsとxyzzyを使いたいし、graphvizも呼び出したいので、フォルダ作ってそこに配置し、PATHを通した。
@echo off REM ClozureCL Start for Windows echo ================================================= echo Common Lisp Environment Setup by Project Kinpira. echo ================================================= echo . echo EnvironmentValue Setup! -^> Start REM カレントディレクトリをClozureCLのデフォルトディレクトリとして設定 REM ClozureCLの実行ファイルパスもPATHに追加する REM 表示するプロンプトだけ有効にするため、SETXではなくSETで設定している SET CCL_DEFAULT_DIRECTORY=%~dp0 SET PATH=%PATH%;%~dp0 echo CCL_DEFAULT_DIRECTORY -^> %CCL_DEFAULT_DIRECTORY% REM このBATを実行した時だけ、userprofileをカレントディレクトリにする(他には何も影響しない) SET userprofile=%~dp0 SET HOME=%~dp0 echo USERPROFILE -^> %USERPROFILE% echo HOME -^> %HOME% echo EnvironmentValue Setup! -^> End echo . echo ApplicationPath Setup! -^> Start REM サードパーティアプリの実行パスもPATHに含める(共通部) SET PATH=%PATH%;%~dp0\third_party_tools\graphviz-2.38\release\bin SET PATH=%PATH%;%~dp0\third_party_tools\xyzzy SET PATH=%PATH%;%~dp0\third_party_tools\emacs\bin echo Graphviz2.38 -^> OK echo XYZZY -^> OK echo Emacs24 -^> OK REM サードパーティアプリの実行パスもPATHに含める(Windowsバージョン別) ver | find /i "Version 5.1." > nul if %ERRORLEVEL% equ 0 GOTO :WINXP ver | find /i "Version 6.1." > nul if %ERRORLEVEL% equ 0 GOTO :WIN7 ver | find /i "Version 6.3." > nul if %ERRORLEVEL% equ 0 GOTO :WIN8.1 ver | find /i "Version 10.0." > nul if %ERRORLEVEL% equ 0 GOTO :WIN10 goto :END :WINXP SET PATH=%PATH%;%~dp0\third_party_tools\Tcl_WinXP\bin goto END :WIN7 SET PATH=%PATH%;%~dp0\third_party_tools\Tcl_Win7\bin goto END :WIN8.1 SET PATH=%PATH%;%~dp0\third_party_tools\Tcl_Win7\bin goto END :WIN10 SET PATH=%PATH%;%~dp0\third_party_tools\Tcl_Win7\bin goto END echo Tcl/TK -^> OK echo ApplicationPath Setup! -^> End echo . :END echo QuickLisp Library List -^> Start! dir %~dp0\quicklisp\dists\quicklisp\software echo QuickLisp Library List -^> End echo . echo ===== Usage ===== echo Emacs起動 -^> runemacs echo XYZZY起動 -^> xyzzy echo REM ClozureCL起動 REM wx86cl.exe
QuickLispの導入
基本はこちらのサイトに掲載されている方法で導入。
http://modern-cl.blogspot.jp/2011/03/
QuickLispのダウンロードと設置
QuickLispの本家から「Quicklisp.lisp」をダウンロードし、Clozure CLを解凍したフォルダに配置。
C:\work\CCL
へ保存。
Clozure CLの起動
先に作ったバッチを実行し、実行した後のプロンプトでClozure CLを起動。
なぜなら、次に行うQuickLispの導入とライブラリの導入先を、Clozure CLを展開したフォルダにしたいから。
QucikLispでライブラリ導入
こちらのサイトに紹介されている方法でQuickLispを導入。
http://modern-cl.blogspot.jp/2011/03/quicklisp.html
(load "quicklisp.lisp") (quicklisp-quickstart:install) (ql:add-to-init-file)
ここまでで、うまく行っていれば、Clozure CLの解凍フォルダにQuicklispの設定ファイルが出来ているはず。
これ → ccl-init.lisp
http://modern-cl.blogspot.jp/2011/04/4-common-lisp.html
こちらのサイトに掲載されている方法で、ライブラリを導入
Clozure CLの解凍フォルダに「quicklisp」フォルダが作成され、その中にどんどんとライブラリが蓄積されていくはず。
(ql:quickload :cl-ppcre) ; 正規表現 (ql:quickload :local-time) ; 時間計算 (ql:quickload :trivial-shell) ; シェルコマンド実行 (ql:quickload :cl-fad) ; ディレクトリ・ファイル操作 (ql:quickload :Drakma) ; HTTPリクエスト (ql:quickload :ltk) ; Tkライブラリ(GUI作成用)
こんだけあったら、現状の日常業務はなんとかなりそう。
ソースコードの実行
これもバッチファイルで実行。
ファイル名は、ccl.batとでもしておく
@echo off wx86cl.exe --load %1 --eval (quit)
これで、
> ccl hoge.lisp
としてプログラムを実行できる。
開発環境の構築
ホームディレクトリが設定されているので、自分の.emacs.dをClozure CLの展開フォルダに配置するだけ。
NTEmacsを導入していたので、cドライブ直下にあるemacsディレクトリを、.emacs.dと同様にClozure CLの展開フォルダに配置する。
最終的に、フォルダ構成はこうなっている。
履歴として晒してみる。。。
C:\work\ccl のディレクトリ 2017/11/25 19:17 <DIR> . 2017/11/25 19:17 <DIR> .. 2017/11/25 14:33 <DIR> .emacs.d <- Emacs用の設定 2015/11/06 20:10 <DIR> .svn 2017/11/25 16:19 44 .xyzzy <- xyzzy用の設定 2017/11/25 12:28 221 ccl-init.lisp 2017/11/25 15:45 51 ccl.bat <- コンパイル用バッチ 2017/11/25 18:18 2,170 cl-setup.bat <- 環境変数変更用バッチ 2015/11/06 20:09 <DIR> compiler 2015/11/06 20:09 <DIR> contrib 2015/11/06 20:09 <DIR> doc 2015/11/06 20:09 <DIR> examples 2015/11/06 20:09 <DIR> level-0 2015/11/06 20:09 <DIR> level-1 2015/11/06 20:09 <DIR> lib 2015/11/06 20:09 <DIR> library 2015/11/06 20:09 <DIR> lisp-kernel 2015/11/06 20:09 <DIR> objc-bridge 2017/11/25 12:18 <DIR> quicklisp 2017/11/25 11:16 57,144 quicklisp.lisp <- quicklisp.lispはココに置いた 2015/11/06 20:09 <DIR> scripts 2015/11/06 20:09 <DIR> src <- ソースコード置くとこ作ってみた 2017/11/25 14:33 <DIR> third_party_tools <- この中に使いたいアプリを放り込む。(Emacsとxyzzy、TclとGraphvizが入っている) 2015/11/06 20:09 <DIR> tools 2015/11/06 20:09 <DIR> win32-headers 2015/11/06 20:09 <DIR> win64-headers 2015/11/06 19:32 868,278 wx86cl.exe <- 32bit用のClozure CL本体 2015/11/06 19:36 18,182,160 wx86cl.image 2015/11/06 19:36 1,078,774 wx86cl64.exe <- 64bit用のClozure CL本体 2015/11/06 19:41 24,334,576 wx86cl64.image 2015/11/06 20:09 <DIR> xdump 10 個のファイル 44,524,635 バイト 21 個のディレクトリ 267,617,517,568 バイトの空き領域
LinuxMint18でマインドマップ(XMind)
マインドマップアプリケーションのセットアップ
LinuxMintのバージョンアップを行い、今まで使っていたアプリケーションもリニューアル。
マインドマップを「XMind8」にしました。
セットアップ手順をメモです。
<目次>
- セットアップ環境
- ダウンロードと解凍
- セットアップコマンドを実行
- 起動
セットアップ環境
マシン:ThinkPadX200s
OS :LinuxMint18
メモリ:4GB
ダウンロードと解凍
XMind8のLinux版をダウンロード
ダウンロード(Linux 版) | XMind
※ライセンスに同意しないとダウンロードできません
任意のフォルダにダウンロードします。
その後、ダウンロードしたファイルを解凍。
/home/user/Download/XMind8
にダウンロードしたと仮定します。
zsh% cd /home/user/Download/XMind8 zsh% unzip ./xmind-jp-8-update1-linux.zip
セットアップコマンドを実行
解凍後、フォルダを/usr/share直下に移動。
LinuxMint18のディレクトリ構成では、ユーザーがインストールするアプリケーションは、/usr/shareに入れることになっている様子。
zsh% mv /home/user/Download/XMind8 /usr/share zsh% cd /usr/share/XMind8 zsh% sudo ./setup.sh [sudo] user のパスワード: [setup] Installing dependencies.... パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 default-jre はすでに最新バージョン (2:1.8-56ubuntu2) です。 libgtk2.0-0 はすでに最新バージョン (2.24.30-1ubuntu1) です。 lame はすでに最新バージョン (3.99.5+repack1-9build1) です。 libc6 はすでに最新バージョン (2.23-0ubuntu5) です。 libglib2.0-0 はすでに最新バージョン (2.48.2-0ubuntu1) です。 libwebkitgtk-1.0-0 はすでに最新バージョン (2.4.11-0ubuntu0.1) です。 アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 24 個。 [setup] Installing custom fonts.... sending incremental file list sent 684 bytes received 12 bytes 1,392.00 bytes/sec total size is 3,654,132 speedup is 5,250.19 [setup] Done.
ここまで表示されれば成功です。
起動
zsh% cd /usr/share/XMind8/XMind_i386 zsh% XMind
以上で、無事に起動。
動作も軽快で申し分なしです。
Redmine3.1.0をRaspberryPi2にインストールする
Redmine3.1.0をRaspberryPi2にインストールしてみた(*´∀`)ノ
以前、RaspberrypPiにredmineをセットアップしたのですが、apt-getからセットアップするとバージョンが1.4.4になってしまいます。
現時点での最新バージョンは3.1.0です。
新しいものが必ずしも良いとも思いませんが、まぁ気になりまして(´д`ι)、趣味で使っている状況ですので、試しに3.1.0をインストールする方法を探ってみました。
結果、思ったよりもストレスなく動作しましたので、ここにセットアップ手順を残そうと思います。
環境
項目 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
OS | raspbian-wheezy | |
DB | MySQL5.5.41 | apt-getでインストール |
Ruby | 1.9.3p194 | 初期状態でインストールされている |
ImageMagick | ImageMagick | apt-getでインストール |
bundler | bundler | gemでインストール |
Apache | Apache2.2 | apt-getでインストール |
passenger | passenger | gemでインストール |
目次
■Redmineのダウンロード
本家から目的の圧縮ファイルをダウンロードします。
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、名前をredmineに変えて/var/optに移動します。
※Linuxのディレクトリ構成ルールに従って考え、/var/optに配置することに決定
$ wget "http://www.redmine.org/releases/redmine-3.1.0.tar.gz" $ tar zxvf tar zxvf ./redmine-3.1.0.tar.gz $ sudo mv ./redmine-3.1.0 /var/opt/redmine $ cd /var/opt
■セットアップに必要なライブラリをインストール
セットアップに必要なライブラリをapt-getコマンドでインストール。
すでに導入されている場合は必要なし。
$ sudo apt-get -y install git make g++ $ sudo apt-get -y install libssl-dev libreadline-gplv2-dev zlib1g-dev libyaml-dev $ sudo apt-get -y install build-essential curl
■ImageMagickをインストール
Redmineで画像を扱う処理を行うために、ImageMagickをインストール
$ sudo apt-get -y install imagemagick libmagickcore-dev libmagickwand-dev
■Rubyのバージョン確認
セットアップに必要なRubyのバージョンについては本家に記載されています。
http://redmine.jp/guide/RedmineInstall/
current trunk | ruby 1.9.3, 2.0.0, 2.1, jruby-1.7.6 |
となっています。
$ ruby -v ruby 1.9.3p194 (2012-04-20 revision 35410) [arm-linux-eabihf]
上記の通り、確認結果は動作するRubyのバージョンと一致しているので、無理にバージョンアップせずに利用することとします。
■MySQLをインストール
こちらも本家を確認すると、「MySQL5.0以上を推奨」とありますので、apt-getコマンドでインストールできるバージョンを利用します。
$ sudo apt-get -y install mysql-server $ sudo apt-get install -y libmysqlclient-dev
■その他Ruby用のライブラリをインストール
bundlerを利用し、redmineに必要なライブラリを一括インストールします。
・bundlerをインストール
$ cd /var/opt/redmine $ sudo gem install bundler --no-rdoc --no-ri
・bundlerによるRuby用ライブラリインストール
コマンド実行後、端末上にインストール中の項目が流れます。
終了するまで待ちます。
$ cd /var/opt/redmine $ sudo bundle install --without development test
もしも、途中でエラーになった場合、端末に表示されるエラー内容を確認し必要なソフトウェアをapt-get等でインストールします。
必要なアプリケーションをインストールした後、再び「sudo bundle install --without development test」を実行します。
エラーなく完了するまで「sudo bundle install --without development test」を繰り返します。
■データベース接続設定ファイルの作成
redmineが利用するデータベース接続情報を、configファイルに記載します。
configファイルは新規作成します。
$ cd /var/opt/redmine $ sudo vi config/database.yml
設定ファイルの内容
production: adapter: mysql2 database: redmine host: localhost username: redmine password: my_password
■データベースのセットアップ(MySQL)
前項で作成したymlファイルに記載したdatabase、username、passwordと同じ情報を指定してデータベースを作成します。
$ sudo mysql --user=redmine --password=my_password --execute="CREATE DATABASE redmine CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;"
・データベース作成
セッションストア秘密鍵を作成した後、データベースのmigrateを実行します。
$ sudo rake generate_secret_token $ sudo RAILS_ENV=production rake db:migrate
・初期データをデータベースに反映
redmine本家では、デフォルトデータをセットするコマンドの実行を推奨しているようなので、それにならいます。
$ sudo RAILS_ENV=production REDMINE_LANG=ja rake redmine:load_default_data
■Webサーバーのセットアップ
・Apache2のインストール
apache2をインストールします。
$ sudo apt-get install -y apache2
・モジュールのセットアップ
apache2でredmine(ruby)を動作させるために必要なモジュールをセットアップします。
$ sudo gem install passenger --no-rdoc --no-ri $ sudo apt-get install -y libcurl4-openssl-dev apache2-threaded-dev libapr1-dev libaprutil1-dev $ sudo passenger-install-apache2-module
「passenger-install-apache2-module」を実行すると、端末上にメッセージが表示されキーボードによる選択を促されます。
キー操作は下記のとおりです。
1 → Enter → Enter
1時間ほど動き続けます。
無事に終了すると、下記の情報が端末に表示されます。
-------------------------------------------- Almost there! Please edit your Apache configuration file, and add these lines: LoadModule passenger_module /var/lib/gems/1.9.1/gems/passenger-5.0.15/buildout/apache2/mod_passenger.so <IfModule mod_passenger.c> PassengerRoot /var/lib/gems/1.9.1/gems/passenger-5.0.15 PassengerDefaultRuby /usr/bin/ruby1.9.1 </IfModule> After you restart Apache, you are ready to deploy any number of web applications on Apache, with a minimum amount of configuration! Press ENTER when you are done editing.
・Apache2の設定にRedmine用の物を追加
前項で表示された設定情報を、redmine用の設定としてApache2設定に追加します。
$ sudo vi /etc/apache2/conf.d/redmine.conf
設定内容は下記の通り
LoadModule passenger_module /var/lib/gems/1.9.1/gems/passenger-5.0.15/buildout/apache2/mod_passenger.so <IfModule mod_passenger.c> PassengerRoot /var/lib/gems/1.9.1/gems/passenger-5.0.15 PassengerDefaultRuby /usr/bin/ruby1.9.1 </IfModule>
このファイル内容は、前項で表示された設定情報です。
■Redmine動作のためパーミッションを変更
redmineディレクトリのオーナーをwww-data(apache)にします。
さらに、redmineが添付ファイルやログファイルを作成できるようにパーミッションを変更します。
$ sudo cd /var/opt $ sudo chown -R www-data:www-data ./redmine $ sudo cd ./redmine $ sudo chmod -R 755 files log tmp public/plugin_assets $ sudo cd ../
■Apache2を起動(再起動)する
/etc/init.d/apache2 restart
遅ればせながら RaspberryPi2 をセットアップしてみた(*´∀`)ノ
RaspberryPi2を手に入れたよ。(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!
世間に遅れること数カ月・・・やっとこさRaspberryPi2をセットアップです。
過去の経験とかを活かしながら、セットアップを行います。(*´∀`)ノ
- マイクロSDのマウントとフォーマット
- NOOBSのセットアップ
- sshを有効にする
- マイクロSD全体を利用する
- オーバークロック
- キーボードはUS
- HDMIのsディスプレイ解像度設定
- 日本語入力機能をインストール
- 無線LAN設定
- Zshのインストール
- CLISPのインストール
- VIMのインストール
- Avahiデーモンのセットアップ
- コンソールの日本語化
- 時計を合わせる
- シリアル通信設定ソフトセットアップ
- シリアル通信ユーティリティセットアップ(Teratermみたいなの)
- VNCサーバーのセットアップ
マイクロSDのマウントとフォーマット
マイクロSDを、Linuxパソコンでフォーマット
使ったアプリはGParted
マイクロSD全体ををfat32でフォーマットした
NOOBSのセットアップ
本家サイトからNOOBS(zipファイル)をダウンロードして展開。
展開したファイルを先ほどフォーマットしたマイクロSDにすべてコピーする。
http://www.raspberrypi.org/downloads/
コピーできたら、RaspberryPi2にマイクロSDをセットして電源ON!!
※配線とかの説明は割愛
※初回起動は必ずRaspi-configが起動するが、起動しない場合はSHIFTキー押しながら電源ON
※コマンド起動する場合はこちら → $ sudo raspi-config
キーボードはUS
起動時のraspi-config画面で、USキーボードを選択する
[4 Internationalisation Options] --> [13 Change Keyboard Layout]
※この設定は好み
HDMIのsディスプレイ解像度設定
初期設定終了 → 再起動
再起してログインし、下記のコマンド実行
$ sudo cp /boot/config.txt /boot/config.txt.original $ sudo vi /boot/config.txt
変更箇所は2箇所。
コメントアウトを外して値を設定
# uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA) hdmi_group=2 # <--- HDMI hdmi_mode=23 # <--- 1280x768 60 Hz
日本語入力機能をインストール
mozcを入れることもできるらしいが、快適には動作しない様子。
なので、Anthyを導入する。
画面付きでブログを書いてくださっている方がいらっしゃいます。→
http://pup.doorblog.jp/archives/42670370.html
$ sudo apt-get install ibus-anthy
インストール終了したら再起動する。
無線LAN設定
電源を落としてからWi-fiドングルを押す
電源を落とす --> $ sudo shutdown -h now
■WLI-UC-GNM
http://buffalo.jp/product/wireless-lan/client/wli-uc-gnm/
ドングルを押してから電源ONすると、自動的に認識される。
認識については特に何もしなくても行けた。
WiFiの接続設定には、wicd-cursesというツール使用します。
通常の接続設定ではWiFiを自動で再接続する機能がありませんが、wicd-cursesを使うと自動で再接続されるようになります。
wicd-cursesはデフォルトではインストールされていません。
apt−getコマンドでwicd-cursesをインストールします。
$ sudo apt-get install wicd-curses
インストールできたらwicd-cursesを実行します。
$ sudo wicd-curses
スキャンされたWiFiの一覧が表示されるので、↑↓キーを使って接続したいSSIDを選択し、→キーを押します。
接続設定の画面に遷移するので、パスワードなどの情報を入力します。 なお、「自動的に再接続する」にチェックをつけると、切断されても自動で再接続してくれます。
Zshのインストール
$ sudo apt-get install zsh
CLISPのインストール
$ sudo apt-get install clisp
vimのインストール
最初からインストールされているvimは簡易型の廉価版。
なので本物をインストールする
インストールされているvimを確認する
$ dpkg -l | grep vim li vim-common 2:7.2-330-1ubuntu3 Vi IMproved - Common files li vim-tiny 2:7.2-330-1ubuntu3 Vi IMproved - enhanced vi editor - comapct v
インストールされているvimを削除
$ sudo apt-get --purge remove vim-common vim-tiny
vimのインストール
$ sudo apt-get install vim
Avahiデーモンのセットアップ
ホスト名を変更する
$ sudo vi /etc/hostname
$ sudo vi /etc/hosts
上記の2つのファイルには「RaspberryPi」と記載されている。
自分の好きな任意の名前に変更して再起動すると有効になる。
※別端末から確認する方法 → $ping hogehoge.local
hogehoge部分が、自分が変更したホスト名になる
コンソールの日本語化
コンソールで日本語を表示しようとすると文字化けするので対応
基本的にはこちらのサイトの情報通りに操作するとOK。
http://ameblo.jp/mijyu-sakura/entry-11329029030.html
startxすると、メニュー等全てが日本語になっている
※もしかしたら、raspi-configでlocalesの設定を行った段階で日本語になっているのかも
※startx前のコンソールで日本語入力するための設定は・・・後日調査
シリアル通信設定ソフトセットアップ
$ sudo apt-get install setserial
シリアル通信ユーティリティセットアップ(Teratermみたいなの)
$ sudo apt-get install minicom
VNCサーバーのセットアップ
HDMIケーブルでディスプレイに接続はできるものの・・・・やっぱりVNCの口も用意しておく。
こいつも至って簡単。
zsh % sudo apt-get install tightvncserver zsh % vncserver :1 -geometry 1024x768 -depth 24
これだけ。
んで、実行してみる。
zsh % tightvncserver New 'X' desktop is raspberrypi:1
2行目の情報が大切。
後に、PC側からVCN接続するときのパラメータになる。
zsh % vncviewer kamuypi.local:1 Connected to RFB server, using protocol version 3.8 Enabling TightVNC protocol extensions Performing standard VNC authentication Password: <--- ここでRaspberry piのpiユーザーパスワードを入れる
するとRaspberry piのGUI画面起動!!
GUIもリモートで実現。
ちょっとわからなかったのが、表示画面の移動。
画面が途中で切れていて、右や上の隠れている部分を表示させる方法。
スライドバーで右クリック、左クリックで表示部分を左右に制御
ってのに気がつくまで、ちょっと時間がかかりました。(´-ω-`;)ゞポリポリ
だって、普通はドラッグしたら画面の見えない部分にスライドしていくと思うぢゃん・・・
RaspberryPiにRedmineをインストール(チケットファイル添付対応)
Raspberry PiにRedmineを
RaspberryPiをweb公開にしたものの・・・・何に使おうか。。。
ということで様々調査したところ先人の方々の情報を発見。
参考にさせていただいたサイトはこちら。
Raspberry PI に Redmine インストール(1) - Wind Messer
Raspberry PI に Redmine インストール(2) - Wind Messer
チケットにファイルを添付しようとするとInternal Errorになる
参考にさせて頂いて無事にRedmineをインストールできました。
ただ、使っているうちに問題発生。
ファイルを添付しようとするとInternal Errorになります。
何かしらのファイルについてパーミッション設定ができていないかだろうと思って調べてみたら、RaspberryPiでの設定は見つけられず。
同じような問題について、Debian等のディストリビュージョンで解決した人はいる模様。
当然ですがRedmine本家のQ&Aやインストールの項を調べましたが、詳しいことは書かれておらず。
アレコレ調べて試した結果なんとか解決出来たのでブログ化です!!
以下の手順は、Redmine本家と参考サイトの情報をもとに書いたものなので、他のブログと被る部分が多々あるのですが、まぁ、、、、、
許してください。
それに、これが正しい方法なのかもわからないですし、何かしらのヒントになればと思います。
<<構築手順 目次>>
ApacheとMySQLのインストール
事前にインストールしていたので特に何もしてないです。
RaspberryPiに「Apache2」「PHP5」「MySQL」「phpAdmin」をインストール - Kamuycikap - SentenceDataBase
libapache2-mod-passengerのインストール
ApacheでRedmineを動かすときに必要なモジュール。
sudo apt-get install libapache2-mod-passenger
Redmineのインストール
以下のコマンド実行。
sudo apt-get install redmine
インストールの途中で下記のコマンド実行を促されますが結局実行はしていません。
dpkg-reconfigure -plow redmine
Webブラウザでアクセスできるようにする設定
ApacheのDocumentRootにRedmineを作成。
シンボリックリンクを貼ることで実現します。
cd /var/www sudo ln -s /usr/share/redmine/public redmine
"production"環境用のデータベース設定
これはつまり、Redmaineが利用するMySQLのユーザー接続情報ですね。
テンプレートをコピーしそれを編集します。
最近、エディタはnanoを使っています。
sudo cp -p /usr/share/redmine/templates/database.yml.template /etc/redmine/default/database.yml sudo nano /etc/redmine/default/database.yml
こちらが編集結果。
production: adapter: mysql database: redmine host: localhost port: 3306 username: redmine password: password encoding: utf8
Redmine用データベースの作成
編集した設定にあわせてデータベースを作成します。
mysql -u root -p > create database redmine; > create user 'redmine'@'localhost' identified by 'password' > grant all privileges on redmine.* to 'redmine'@'localhost'; > exit
sudo RAILS_ENV=production rake db:migrate sudo RAILS_ENV=production rake redmine:load_default_data
Apacheデフォルトホストの設定
Redmineのlocation
sudo nano /etc/apache2/sites-available/default
追加する部分はこちら
※ 「+」で記載の部分が追加したところ。当然ながら実際には「+」は書かない。
ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/lib/cgi-bin/ <Directory "/usr/lib/cgi-bin"> AllowOverride None Options +ExecCGI -MultiViews +SymLinksIfOwnerMatch Order allow,deny Allow from all </Directory> + # add for redmine + <Location "/redmine"> + RailsBaseURI /redmine + </Location> ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/error.log # Possible values include: debug, info, notice, warn, error, crit, # alert, emerg. LogLevel warn
チケットの添付ファイル用ディレクトリ作成
チケットに添付するファイル情報を保存するディレクトリを作成。
sudo mkdir -p /var/lib/redmine/default/files/
パーミッションの設定
以下のとおりにグループとユーザーを設定。
sudo chown -R www-data:www-data /var/lib/redmine/default/files sudo chown -R www-data:www-data /usr/share/redmine
Apacheの再起動
sudo /etc/init.d/apache2 restart
管理ユーザーを変更する(redmine操作)
Redmineの初期ユーザーIDとパスワードは「admin」「admin」。。。
これは速攻で変更しなければなりません。
ログイン後、画面左上にあるリンクをたどり
「管理」→「ユーザ」と進んでパスワードを変更します。
詳しい設定方法は・・・・まぁ、他のサイトに任せます。
認証を必須にしてログインしないと閲覧できないように設定
ログインしてない状況でチケットを閲覧できないように設定。
参考にしたのはこちらのサイト。
ログインしているユーザーのみ情報を閲覧可能にする — Redmine.JP