エディタ探し
Linuxを利用している時は、Emacsを利用しています。
今日も、識者のアドバイスを頂いてEmacs23をUbuntuにインストールしました。
エディタのフォントが美しいと作業もはかどる気がしてしまいます。
今まではWindowsで利用するエディタにEmEditorやRDEを利用していましたが、メインのパソコンをUbuntuに変えてしまってからはEmacsの操作に慣れてしまい、WindowsでもEmacsを使いたくなったのです。
Windows上ではMeadowやWindows版のEmacs等がありますが、Windowsとの親和性と使いやすさを比べてxyzzyを選択する事にしました。
古いパソコンでも軽快に動作し、日本人が作ったソフトなので資料も日本語で見つけられます。
<参考にしたサイト>
xyzzyのwiki FrontPage
xyzzyのツール紹介サイト
xyzzy作者のページ
得にアウトラインはEmacsのアウトラインモードをはるかに凌駕する物で、テキストベースでのアウトラインプロセッサの中では秀一であると思います。
是非体験していただきたい機能です。
※アウトラインについては後日別の日記で記載する予定にしておきます。
専用の書籍を購入
この本もさっそく購入しました。
入門xyzzy
この本のおかげでxyzzyの素晴らしさをさらに深めることができます。
これは読んでみた私の感想ですが、ネットの情報は必ずしも初心者に易しい情報ではありません。
Emacsを利用しているユーザーでも入門者以上の知識やひらめきを必要とする事もしばしばかと感じます。
入門者が最初から順を追って読むことで、一通りの機能を体験出来る内容です。
んが...決してこの本は入門書ではありません。
内容的にもかなり深い所まで踏み込んだ内容になっています。
欲張り過ぎな感じも受けますが、内容は体系的にまとめられているため、パラパラと読んで必要な所を抜粋するには良い本です。
xyzzyをインストールする
Vectorのダウンロードページ
上記のURLからダウンロードして、適当なフォルダに解凍するだけで利用できます。
xyzzyの環境変数を設定する
環境変数にXYZZYHOMEを作成する。
値はxyzzy.exeのあるブルパスのディレクトリ。
環境変数を設定してWindowsを再起動すれば有効になる。
この作業を行うことによって、xyzzy起動時に設定ファイル.xyzzyを読み込んでくれる。
逆にこの作業を行わないと、識者が提供してくれているxyzzy向けのツールが動作しませんし、.xyzzyファイルを読み込んでもくれません。
.xyzzyを作成する
.emacsと同じようにxyzzyにも.xyzzyがあります。
以下は私の.xyzzy設定です。
;;インクリメンタルサーチ (require "isearch") ;;タブの気持ちで半角スペース (defun insert-space-like-tab () (interactive) (let ((tab (tab-columns (selected-buffer)))) (insert " " (- tab (mod (current-column) tab))))) (global-set-key #\C-2 'insert-space-like-tab) ;;問い合わせ方置き換え(Emacs風) (global-set-key #\M-% 'query-replace) ;;動的補完をEmacsと同じにしてしまおう (require "dabbrev") (global-set-key #\M-/ 'dabbrev-expand) ;;アンドゥもEmacsと同じにしてしまおう (global-set-key #\C-/ 'undo) ;;Grepマッチ文字列の赤色太字表示 (setq *grep-highlight-match* '(:bold t :foreground 1)) ;;引用符に>を利用する (setq *quotation-prefix* ">")