会社でflash開発を楽しげに行っているWeb開発スタッフがいます。
Adobeが無償かつオープンソースで公開している開発環境の Flex 3 SDK と言うのが存在するらしい。
早速Ubuntu9.10にインストールしてみます。
「flex 3 SDK」をダウンロード
Adobeの日本語サイトからはダウンロードできないため,英語のページからダウンロードします。
「All platforms, English | 120 MB」をダウンロードしました。
「flex_sdk_3.5.zip」をダウンロードできるはずです。
コンパイラのPATHを通す
Flex 3 SDKでのコンパイルはコマンドラインでの開発となります。
そのためにコンパイラにパスを通しておきます。
私は通常zshを利用しているので「.zshrc」に設定を書き込みます。
# set flex3 export PATH=$PATH:~/flex/bin
HelloWorldをコンパイルしてみる!
ここまでの作業で、コンパイラのインストールは終了しているはず。
さっそくあらゆる言語に胸痛のHelloWorldをコンパイルしてみます。
下記のソースコードを「HelloWorld.as」として保存。
package{ import flash.display.*; import flash.text.*; public class HelloWorld extends Sprite{ public function HelloWorld(){ var tf:TextField = new TextField(); tf.text = "Hello World!"; addChild(tf); } } }
コンパイラのコマンド名はmxmlcです。
mxmlcのあとに,ソースコードのファイル名を入力して,エンターキーを押すとコンパイルが始まります。
mxmlc HelloWorld.as
私の環境では、こんな結果になりました。
kamuycikap% mxmlc HelloWorld.as 設定ファイル "/home/kamuycikap/flex/frameworks/flex-config.xml" をロードしています /home/kamuycikap/work/Programming/ActionScript3/HelloWorld.swf (618 bytes)
コンパイルに成功すると,HelloWorld.asと同じフォルダに,HelloWorld.swfいうファイルが生成されます。
さっそく実行してみよう
コンパイルに成功したHelloWorld.swfをブラウザに読み込ませます。
普段Firefoxを利用しているので、ファイラーからHelloWorld.swfをブラウザにドラッグ&ドロップします。
正常に動作すれば、ブラウザ上に「HelloWorld」が表示されます。
Flash Player 9以上がインストールされていれる必要がありますが、Ubuntu9.10では問題なく再生されます。
開発資料は何処に??
AdobeFlex開発資料参照するとリファレンスガイドを参照する事が出来ます。
※インターネットに繋がる環境じゃないと見れませんが。。。。
デバッグ版Flashプレーヤーを導入
実行時の例外を検知できて,trace()関数でログ出力できるらしいです。
インストール作業で、取得した「flex_sdk_3.5.zip」を展開したフォルダにあるuntimes/playerフォルダに入っています。
まずは現状入っているFlashプレーヤーをバックアップしておき、デバッグ版のFlashプレーヤーをコピーします。
kamuycikap% cd /usr/lib/flashplugin-installer/ kamuycikap% cd /usr/lib/flashplugin-installer/ /usr/lib/flashplugin-installer kamuycikap% ll /usr/lib/flashplugin-installer 合計 10068 -rw-r--r-- 1 root root 10290936 2009-12-20 09:52 libflashplayer.so kamuycikap% sudo cp ./libflashplayer.so ./libflashplayer.so.bak kamuycikap% sudo cp ~/flex/runtimes/player/lnx/install_flash_player_9_linux/libflashplayer.so ./libflashplayer.so