Kamuycikap - SentenceDataBase

日々の勉強の記録を気分で書き綴るブログ

LubuntuにArduinoの環境を入れてみる。

結論から言うと、普通にインストールしただけではシリアルポートの指定ができない。
シリアルポートを指定するためにはdialoutグループへの参加が必須の様子。
以下、その手順。

Lubuntuソフトウェアセンター

Lubuntuソフトウェアセンターを探してみると、Arduinoがあるので、入れてみる。
バージョンはちょっと古い1.3。
まぁ、あとから新しいのは入れられるのでとりあえずこのバージョンを入れてみる。

シリアルポートが認識されない。

ソフトウェアセンターでインストールするだけだから、特に問題なく終了。
メニューの中にArduinoが追加されている。
で、起動してシリアルモニターを利用しようとすると・・・・・

COM1になってるけれど、そんなシリアルポートなんて無いよ!!

って怒られる。

シリアルポートは認識されている。

dmesgを見てみると、ちゃんとシリアルポートは認識されている様子。

[   12.621685] cdc_acm 2-1:1.0: ttyACM0: USB ACM device

って出てくる。
なぜだ?

シリアルポートの権限

シリアルポートの権限として、rootかdialoutグループに属しているユーザーでなければシリアルポートを選択できないらしい。
そこで、下記のコマンドを実施

ls -al /dev/ttyACM*    <- 一応確認する
sudo usermod -G adm,cdrom,sudo,dip,plugdev,lpadmin,sambashare,dialout k <- これでdialoutグループに、ユーザー「k」が参加した

Ubuntuの場合は注意が必要!!-Gオプションをつけていても、追加ではなく更新になってしまうんです!!!
Ubuntuでusermodコマンドを実行するときは、現在自分が参加しているグループ含みで指定しなければならない。

追記(2013/06/18)
ls -al /dev/ttyACM*    <- 一応確認する
sudo usermod -a -G dialout k <- これでdialoutグループに、ユーザー「k」が参加した
  • aオプションで更新されず追加になるみたい。

PC再起動してArduinoを起動してみる。

PCを再起動してArduinoを起動してみると・・・・見事、シリアルポートを指定することに成功した!!

Arduino本家から、最新の開発ツールを取得する

本家から最新の開発ツールを取得する。

http://arduino.cc/en/Main/Software

ファイルを解凍し、中にある「arduino」を実行すると、無事に最新版のArduinoが起動する。

※ソフトウェアセンターからインストールしたArduino開発環境の実行コマンドもArduinoになっているので・・・・最新版はシンボリックリンクを作成して、「arduino105」とした。